壁はときどき窓になる小野寺 遥
窓をあけて風を受け入れると、かわりにこの部屋のよどんだ空気は外へ溶け出していく。 この部屋がこの部屋であることは変わらなくても、 外が外であることは変わらなくても、 同じ空気で繋がることは出きると思う。
私たちを分け隔てているものは体だけ。 やわらかであたたかなこの壁には、世界に繋がる窓を備えている。
F80(145.5×112.0) カンバス、混合技法