こけのむすまで星 友理子
女子美メディアアート学科2年
「いやいや君、久しいね元気だったかい?」 と、声をかけられバシバシと背を叩かれた。 少しは落ち着いたかと思って頭の先から爪先まで見たが、 色合いが多少異なっただけで相変わらずチグハグな格好だった。 「帽子やなんやらが増えて大変だったんだ君が来てくれて助かるよ、さあこっちだ。」 そう言ってまたどさどさと私に鞄や外套を持たせた。
ずっと使ってきていて、さらに私の外見と一緒に変わっていた。 これは私の一部に違いない。
2008年 木、顔彩、ペン、他。